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2025年8月26日、米ホワイトハウスの閣議で話すトランプ大統領=AP

 米トランプ政権は27日、学生や報道関係者向けのビザ保持者が、米国に滞在できる期間を制限する規則変更の案を発表した。こうしたビザの保持者が、実質的に無期限で米国に滞在できる状況を見直すことが目的という。

 現在の制度では、学生や報道関係者向けのビザでは多くの場合、「資格が続く限り」米国での滞在が認められる。これに対し、トランプ政権の案では学生の場合は最長で4年間の滞在に限る。また、報道関係者については最長で240日間の滞在とし、状況によっては同様の期間の延長を認めるとしている。ただ、中国のパスポートを持つ報道関係者については最長で90日間としている。

 国土安全保障省は規則変更案…

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